ある程度のレベルのクオリティーが保証されてるディズニー・アニメの実写化において、更にその予想を上回る出来に驚いた。
ウィル・スミスが作品にもたらした、ポップでファンキーなノリは大きい。スピード感溢れる、オープニングの市場のシークエンスはガイ・リッチー監督ならでは。
冒頭の船のシーンの伏線が回収される脚本も見事だし、アラジンの最後の願いも素晴らしい。
何と言っても『アラジン』と言えば、「ホール・ニュー・ワールド」。満を持して曲が流れるシーンの、ロマンティシズムときたら!
ジャスミン役のナオミ・スコット、初めて知りましたが、気高さと美しさを兼ね備えた素晴らしい女優さんでした。