キョーカイ

アラジンのキョーカイのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.6
ディズニーによる名作実写シリーズ。
予想通りすごく良かった。アニメ版以上に良かったと思う。

「アラジン」のテーマは「身分の違いを超えた愛」や「抑圧からの脱却」。それがピークに達するのがホールニューワールドのシーン。今回はアラジン役とジャスミン役どちらもめちゃくちゃ歌が上手くて非常に良かった。

ジーニーにウィルスミスを起用したのも正解で、実写化にあたり最大の注目ポイントであるジーニーの擬人化を見事に演じていた。随所に登場する名曲も現代風にアレンジされていて、一部EDMっぽくなっていたりと非常にかっこよく仕上がっていた。一番ファンが注目していたであろうフレンドライクミーのシーンも完璧で、身体が自然と乗ってしまうような出来だった。ジーニーとアラジンのコミカルな掛け合いも良かった。

娯楽作として最高だった。強いて言えば、ホールニューワールドが流れるシーンは原作と同じように世界中の名所を飛び回る描写が欲しかった。