福福吉吉

ペット・セメタリーの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)
3.5
ボストンから田舎に引っ越してきたルイス・グリード家は、ある日、飼い猫のチャーチを交通事故で失う。主人のルイスは近所に住む老人ジャドの指示どおり近くの墓地にチャーチを埋葬した。すると翌朝にはチャーチが再び姿を現し、ルイスは驚愕する。その墓地には恐ろしい秘密があった...。

旧作(1989年)は子供の頃に観ましたが、細かい部分は覚えていません。

最初から主人公の医師ルイスの周りに不可解な雰囲気を醸し出しており、ルイスが処置したが死亡した学生が何かを暗示したり、不思議な夢を見たりと、ホラーに相応しい流れを生み出していました。そして、主人公宅の近くの道路を高速で走るトラックなど危険な匂いを放っており、きっちり話が繋がるお膳立てができていて良いと思いました。

ストーリーが有名過ぎて、展開に新鮮味が欠けるものの、ブラッシュアップされた映像は充分に怖さがありましたし、人に危害を加えるシーンは残酷とまで言わないが、痛みの伝わるもので観ていてドキドキしました。

また、妻レイチェルとその姉ゼルダのストーリーはヒトコワ的な怖さがありました。

なかなか面白かったと思います。
他の方のレビューを読むと、どうしても前作と比較してしまうみたいで、今回、ほぼ初見の気分で観ることができた私はラッキーだったなと思いました。

鑑賞日:2022年10月30日
鑑賞方法:Amason Prime Video
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