2020/03/12
2020年24本目(劇場14本目)
監督 ケヴィン・コルシュ
デニス・ウィドマイヤー
ジェイソン・クラーク
エイミー・サイメッツ
ジョン・リズゴー
【私を"あそこ"に埋めないで】
死んだ者を甦らせる力を持つ土地に囚われた、家族の体験する恐怖を描いた、S・キング原作による同名ホラー映画のリメイク作品。
地元上映最終回にギリギリ間に合いました。
オリジナル版鑑賞から時がたち、その間に何度も親しい人との別れを経験し、子の親となった今、改めて見ると、なんとも胸にくる哀しい話だと感じた。
主人公の妻が抱える過去のトラウマシーンが中々の怖さ、心臓に悪いシーンやグロさも多々あり、ホラーとしても全体的にはうまく纏まった印象の作品です。
呪われた土地の秘密を知る隣人を演じたJ・リズゴーが流石の存在感でした。
主人公の絶望とクライマックスの決断に、同じく娘を持つ親として思わず感情移入してしまった一本。
意味ありげに見せた冒頭の仮面の子供達が放ったらかしだったのは気になったが、ラストはなんとも言えない後味の悪さでした。
"もはや娘ではない、「何か」"