ふふみ

七つの会議のふふみのレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
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本当になんとなく、何気なく、なんかスッとできる映画ないかと思って観はじめた。ら、とんでもなく大当たりで、にやけがとまらなくなっている。
朝倉あきちゃん、確かに公開時のいつの日かにみた予告で出ていたなと思ってテンションあがっていたのが遠い昔かなというくらい、引き込まれてあっという間。正直最初のほうは、それぞれのターンのテンポが?じゃない?と思っていたのも束の間、満を辞してのターンを待ちわびたよね。倍返しだ!

誰が真の雑魚やねん、結末いかに!という話の内容を超える超える配役で俳優が出てくるのには、もうありがとうオールスターズ。これ以上いないだろうが揃いも揃って。
だからこそ成立した顔を突き合わせて静寂が流れるカットの数々、たまらないです。演技ってすごい。作り込まれた顔の圧や色ってすごい。

とにかく、個人的にいまの自分のメンタルにぴったりで面白さが突き抜けていくので、みてよかった!元気になれた。

不正、改ざん、隠蔽、蔓延る体質、震えながら逆えず組織に属すこと、従うしかない瞬間、日本人特有と言われがちな忠誠心、サラリーマンは難しい、ふと虚しくなるということ、ドーナツ、守るもの、守られたいこと、守りたいこと。など。
たくさんいろいろ考えるね。

でもやっぱりそうだから。
たとえなくならなくても、すぐにともいかなくても。諦めないで声を上げる。おかしいことはおかしいと、戦い続けること。あってるよ、後悔したくないでしょう。


ぜひとも!!なんて、一生、会社にも組織にも言いたくない。言わないように、生きなきゃね。
ふふみ

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