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七つの会議のtokoのレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
3.6
ノルマ達成の為に働く会社員達。
社内での競争意識。
上司からの不条理な罵倒。
その上司さえも上の顔色を見てる。
部下を切り捨ててでも会社や自分を守りたい幹部達。

俳優陣が濃い!(笑)
野村萬斎演じる八角や営業部長の香川照之のアップの顔が多くて、その演技がどんどん派手になって来て…

途中から、登場人物が時代劇っぽい悪代官や農民から年貢を搾り取る庄屋や大名、小賢しい下っ端の役人に見えてきました。

今も昔も男社会は大変なんですね。
この映画には女性幹部は1人も出てこないのが少し違和感が有りましたが、中小企業でもそうならそれが今の社会の縮図と思えば日本もまだまだなんだなとふっと思ったりしました。

経営者、サラリーマン、役職、OL、学生、主婦…観る人の立場で感想も違ってくる映画だと思います。
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