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七つの会議のk2のレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
3.7

【池井戸ファミリーの同窓会】

入社当時の頃はトップ営業マンだった「八角」。ある日、上司との信頼関係が崩れてダメダメ社員に。
彼は、自社のデータ改竄や隠蔽体質を公にしなければならないと前進していく。
「隠された真実」を武器に。。。


ーーー以前、東山くんが主演したドラマより、かなりカジュアルなテイストに仕上がってますね。
これは、野村萬斎の並々ならぬ怪演ぶりによる影響でしょうね。


それにしても。。。キャスティングにやられました。
次から次へと、池井戸ファミリーの叩き売り(笑)

【半沢直樹】から
香川照之、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、岡田浩暉。。。
【下町ロケット】から
朝倉あき、土屋太鳳、立川談春、世良公則、小泉孝太郎、木下ほうか、春風亭昇太。。。等々

ーーーなんだこれスゴイ。。。ここまでやるか(笑) チョイ役やん。

作品の内容よりキャストの方に意識と集中力を全部持っていかれました(笑)m(__)m



【この一本の小さなネジが世界を支えてるんや!】

これは半沢直樹の父親役の鶴瓶さんが誇り高く語った台詞。
この「七つの会議」も「一本のネジ」がキー・パーツだった。


たった「一本のネジ」でも疎かにしてはいけない。。。それは、

たった「一人の人間」でも疎かにしてはいけない。。。事と同義。


ーーーそうだよね。。。皆がそれぞれ社会という世界を支えているんだからね。



エンド・クレジットでの八角のぶっちゃけトークに、日本人独特の観念が凝縮されていた。

ーーー「これは。。。昔でいう藩。今でいう会社。。。」

このくだりは必見ですね。

ありがとうございますm(__)m
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