このレビューはネタバレを含みます
ぐーたらハッカクの蔑称をつけられている万年係長、八角(はすみ)は会議の居眠りや怠惰な態度から上司坂戸から激しい叱責を受ける。
後日、坂戸はパワハラで異動に…
また、八角の取引先との癒着を疑った新田も異動、ある製品のクレームリストを探っていた佐野も異動と、八角に探りを入れていた人物はことごとく飛ばされていく。
八角は何を隠している。
坂戸が退いたあと、課長に就任した原島。
寿退社を近くにする朝倉は八角への尾行をはじめる。
そこには八角だけではなく、組織全体の存亡を揺るがす巨大な陰謀が隠されていた。
野村萬斎の役どころが最高。
ぐうたらなニヒルな笑みを浮かべる憎める奴(笑)
最後の香川照之の自分への虚しさというか一歩踏み出せないでいる情けなさに涙するシーンが気持ち入っててよかった…