紅茶

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑の紅茶のレビュー・感想・評価

3.9
『パディントン』シリーズと共に見守り続けたい。父親ぶるマグレガーにやさぐれるピーター。そんなピーターが街をふらついていた際、出会った悪漢の手玉に取られるという月並みの物語。ただウサギが商品の一つにすぎないという考えを丁寧に否定していく一貫性、作劇に感動。そこから浮き上がるのは、誰かに大切にされることがいかに素晴らしいか。ベストセラーの児童文学から映画化に至った本シリーズは、エンタメと結びいた派手さは目立つが、本来これはビアクトリス・ポターの目指していたものに近いのかもしれないとも思ってしまう。いやしかし、ジェームズ・コーデンの声が良すぎる…。良い声の持ち主だ。もっと声優の仕事を!
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