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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!の5のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「スウィンギング・ロンドン」と呼ばれた60年代のイギリスを、音楽・アート・ファッションなど時代の最先端を生きた人々のインタビューや、当時の貴重な映像を交えて振り返るドキュメンタリー。
プレゼンターを俳優マイケル・ケインが務めており、彼の英国人らしいセンス溢れるナレーションで物語は進行していく。

60年代のイギリスのカルチャーには大変興味があり自分もある程度の知識は持っていたが、まだまだ知らないことが多く勉強になった。一大トピックであるモッズやロッカーズについてのコメントが少なかったが、あくまでも「時代の誕生と隆盛、そして衰退」を描いた作品だったのでその程度で十分だと判断したのだろう。

やはりひとつの時代を形作った人々はとてもクールで、人を惹きつけるパワーを備えていると感じた。そして自分たちの力で世界を変える!というまるで絵空事のようなことを本当に実現してしまうそのバイタリティは、我々現代人も見習うべき姿勢だと思わされた作品だった。
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