竹野康治郎

ワイルド・スピード/スーパーコンボの竹野康治郎のレビュー・感想・評価

3.9
ワイルドスピードシリーズの9作目です。今回は本流というよりはスピンオフに近い作品です。2人の関係値だけは理解していれば、ほぼ問題なく楽しめます。2人の関係値って何?ただ仲が悪いだけです。(過去作見るといろいろありますが・・・大雑把いうと)これさえ知っていれば、平気です。

ワイスピ史上最高のアクションとありますが、アクション映画にワイスピスパイスを加えたと言った方がいいくらいのアクション続きです。味方も敵も凄すぎ、技術も進化し過ぎ、ずっとテンション高く鑑賞しました。

ワイスピと言えば「ファミリー」「ニトロ」「カーチェイス」「魅力的な女性」といった要素も盛りだくさんです。ただ、これまでに「コメディ担当」していたローマンがいないので、それを演出としてゲーム感覚にしつつ、2人の対比の見せ方は秀逸で笑えました。ただのアクション映画だけにしないエンターテインメント要素だったかと思います。

ちゃんと計算されているかと思いますが準備の時間が凄過ぎたり、移動距離とか若干の細かい部分が成立しているのかが気になりますが、このあたりはご愛敬です。こんなことを書いておきながらですが、「気にしない」が一番いいと思います。

大きなスクリーンだからこそ味わえるド迫力を体感してみて下さい。

2019年公開作品 102本目
竹野康治郎

竹野康治郎