いきる。
いのる。
しぬ。
高く高く跳ぶ。あぁなんて気持ちいんだ。やっと飛べたよ。でもさ、高く飛んじまったら、あとは落ちて死ぬだけなんだよな。
映画好きの友人に誘われ鑑賞。正直、菅田将暉とか聞き覚えあり過ぎてミーハー感出るからなぁと後ろめたさがあったが…めっさすげえやんこの人。
ストーリー展開、脚本。どちらも意味不明。激しい描写が連続して流れていくだけ。さっきのシーンは何だったの??と何回問うたことか。叫ぶ。叫ぶ。叫ぶ。もうやめてくれよ…ってこんなにも思ったの初めてかも。
映画として面白い?って聞かれたら、全然って答えるかな笑。でも多分そこは重要じゃないんだな。一種のドキュメンタリーなんだから。監督も役者もみんなそれを理解して映画を作ってる。これは問題作なんだぞってわかってる。
生まれて一回も学校に行ったことのない太郎。柔道の推薦で高校に入学したものの、膝の怪我で柔道が出来なくなり荒れるエイジ。一番普通なんだけど、どこか闇を抱えるスギオ。生きることも死ぬこともわからない彼らは只々本能に従い己の世界を謳歌する。
人なんて簡単に死ぬんだぜ?