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天使のたまごのあーのレビュー・感想・評価

天使のたまご(1985年製作の映画)
3.6
原案・脚本・監督 押井守
キャラクターデザイン 天野喜孝

うわー!!コレもっかい
現代のアニメーション技術で
天野さん寄りの絵でリブートして
ほっっっすぃ〜〜〜!!!!

ノアの方舟が陸地を見つけられなかった
もう一つの世界。との事ー。なるへそ。
思わずなるヘソ。ってなるくらい
独特な時間が私の中を通り過ぎるー。

たまごを大事に抱える少女。

十字架を背負っているかのような
巨大な武器を背負う青年。

前半はほとんど台詞は無く、
少女と青年の追いかけっこ。
そしてやがて2人は一緒に。

廃墟の街を巨大な影だけの魚が泳ぐ。

少女は言う。

「魚なんて、もう何処にも居ないのに」

暗いトーンながらも、
静かな美しさと残酷さも感じる。
この世界観についていっているような。
ついていけていないような自分自身も
漂う魚になったような気分。

押井監督、自身のお母様にすら
心配されちゃうような世界観。

こういう作品は、言葉にしづらい。

己の中に何が湧いてくるのか、
発見出来る時間なのかも。

わたし?

感覚で捉えただけだから
言葉はまだ逃げてるぜよ!!
あー

あー