不評なのを聞いていたってのもあるけど思いの外良かった気はします。
どう考えてもPG12指定ぐらいは付きそうな題材ですが、G指定でそこは蜷川さんが上手く花びらとかの演出を加えてリアルな流血描写は抑えているのかなというのは垣間見えてきます。
安定の藤原竜也、この作品真の主役のオオバカナコ、男役スター時代彷彿させるカッコよすぎる真矢ミキ、まさかの子供役だった本郷奏多、師匠役でパパ登場したりと豪華キャラが多すぎる。気づかなかったけどおまけに真琴つばさはじめ他にも宝塚トップスターが僅かなシーンのために出ていたらしい。
内容としては最初の説明シーンが少々退屈ですが、それ以外はサクサク展開が進んでいき意外と退屈にはならなかった。映像は蜷川演出好みはあるでしょうが流石と言う美しさでしょう。故にビスタサイズだったのは少々残念に個人的には感じました。
ただ前述の通りこれは藤原竜也ではなくオオバカナコ（玉城ティナ）が主役の話ですので、藤原竜也目当てで観に行くとあれ？ってなるかもしれない。
