たまき

Diner ダイナーのたまきのレビュー・感想・評価

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
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女の子が自分の意思を持って人生を切り開いていくことの重要性が主軸になって描かれている。
やりたいことをみつけて頑張る、青春!みたいなキラキラしたものではなく、女の子だからこそ、主体性を持たなければ簡単に悪い人間の餌食にされてしまうんだ、という生々しい怖さがメッセージとして伝わってくる。夢を持って頑張ってる女性に向けて、というより主人公のカナコのような、無気力で流されやすい女性に向けたメッセージかも。
蜷川監督は女性の強さも弱さも可能性も理解している、「女の子の神様」だなという印象を受けた。
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