グサグサグサグサ胸に突き刺さる
どうしても子供が欲しくて、不妊治療を続けている夫婦。なかなか上手くいかずに養子を迎えようと奮闘するも、そっちも頓挫。新しい選択肢として卵子提供を医師に勧められ…悩んでいるところで姪のセイディが同居することになり、彼女に卵子提供の協力を求める……って、いうのが大体のあらすじ。
いやー、苦しい。
長年不妊治療をしているってことは、ずーっと期待したり裏切られたりの繰り返しの日々な訳ですよ。当たり前のように大量の薬を飲んで…注射して、病院通って高い金を払って、それでも子供を諦めきれないんだから苦しいこと半端ない。
姪はあっけらかんと卵子提供するよ!って言ってくれるんだけど、思いのほかプレッシャーに追い込まれていくのも切なくて…。お互いがお互いを思いやりながらも、置き場のない好意が漂う居心地の悪さ。
ラストシーンめちゃめちゃ心がザワついちゃって……前回と同じ結末にはならないように…って祈る気持ちで観てましたよね。上手い終わらせ方だよなぁ。