このレビューはネタバレを含みます
あー。
映画館で観たかったな。
こういう邦画は映画館がいい
同級生が少しずつ、作用し合う物語
それぞれ生きているけど、流れる時間は止まらない
高校共学じゃないし、
転校のせいで幼馴染みたいな友達はいないけど、
誰にでもある「地元」の感じが懐かしくなった。
最近帰れてないから尚更ね
会えてなくてもたまーに元気かなーってふと思い出すしね
あとどこかライバルであるのが事実なんだよな
大学の友達とか会社の同期にもライバルはいるのかもしれないけど、
地元の友達って小中から同じ環境にいて、親も関わってくるからより負けたらあかんで感が出るよね、勝手に。あと噂が早い。
あいつ東京で成功してるらしい、
◯◯さんちの息子さん、大学どこ受かったらしい、その次にくるのは「あんたも〜…」
それが今でも潜在してるんだろなあ
自分たちはそんなことないのにね
誰か一人が目立つ訳じゃなくて
全員にバランス良くフォーカスされてたのが良かった。青春群像劇。
横浜流星この時まだ今ほどキャーキャーなってない時だよね
有名な俳優さん達集めて使ったキラキラ映画、みたいになってなくて良かった。
変わりたくて飛び出して、
結局戻ってきて。
田舎にはなーんもないし、
自分にもなーんもない。
ダサイなあ、けどまあいっか
"生きてくしかねえだろ"
友が亡くなった心の穴、
親子や家族関係、友情、金、恋愛
キリちゃんのストーリーが自分に似てて感情移入してしまった
クソ男との関係(結婚詐欺までは遭ってないけど)に傷付き、母親と2人きりで温泉に誘って、打ち明けた瞬間、あれ側から見たらドラマが始まるみたいだったな
あの母親とのふとした会話。
シャッターの下りたアーケード商店街を歩くシーンがとても印象的でした。
嘘をついた事はあるけど、話せないことなんてないよなー。そんな帰り道。
あの帰り道、ほんとに高崎にあるのかなあ
とても画になる素敵な場所だね
学校行く道はなんも思い出せないけど、
帰り道って覚えてるなあ
なんかクサくなりがちだからかね
ネットフリックスで観たんだけど、
エンドロールの途中で次の動画の予告始まるのなんとかしてくれ
エンドロールに浸れるのが良い映画の証だと思ってるのに
この映画は言わずもがなエンドロールまで良かったです