上京した事のある人、地方住まいの人、に観て欲しい作品。
一人一人の登場人物がとても丁寧に描かれている。
そこから伝わるキャストスタッフの思い入れの強さ。
カメラワークが丁寧だからこそ引き込まれて行く映像。
人の感情を丁寧に描いているからこそ際立つ台詞。
共感出来るからこそ生まれる息苦しさ。
上映を観終わった後に見るポスターに描かれた道は象徴的で胸が苦しくなる人も多いはず。
一言で言うなら
「非現実」なのに身近。
藤井監督の「光と血」も観に行ったが素晴らしい。
とにかく彼の作品からは力強さを感じる。
あと、何より音楽も最高だ。