たく

青の帰り道のたくのレビュー・感想・評価

青の帰り道(2018年製作の映画)
3.8
高校の仲良し7人グループが社会に出て揉まれていくという「サニー 永遠の仲間たち」みたいな話で、前半でそれぞれ夢を追ったりリア住安定志向だったり裏稼業行ったりと、ステレオタイプな描き方だなーと思って甘く見てたら後半の鬱展開でやられた感じ。

前半のカナのすごい可愛い着ぐるみ姿と、後半のドロドロ闇モードのギャップがすごすぎた。チャラ男のリョウが一番ブレない役で、意外と男気のあるところにグッと来たね。
あとイケメンクソ男はこういう話には必ず登場するお約束パターン。
キリ役の清水くるみの抑えた演技が印象的で、どっかで見たなーと思ったら「桐島、部活やめるってよ」のバトミントン部の人だった。

カナが後悔する姿を徹底的に見せてほしいと思いながら観てたら、期待通りの展開でジーンときた。あそこまで描かないとタツオの行動と見合わないよね。
たく

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