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記者たち~衝撃と畏怖の真実~のaririのレビュー・感想・評価

3.8
ひたすら地道な取材の積み重ね(まあ報道って本来そういう仕事なんだが…)で映画としてはエンタメ性は弱かったかも?ただアメリカの報道の在り方、立場についてはとても勉強になった(パンフ購入)

この映画を見て思ったのは大量破壊兵器保有の事実は0だったにも関わらず、イラク侵攻を確実にする為に政府上層部がどのように嘘を固める為に動いていたか?という真実の衝撃の大きさ。新聞社ナイト・リッダーのボス・ウォルコットが(演じるはロブ・ライナー監督本人!)他の著名な新聞社が軒並み政府の広報に成り下がってしまった状況の中、部下に発破をかけるシーンの言葉が素晴らしかった。

まもなく公開の「バイス」がますます楽しみに。
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