記者たち~衝撃と畏怖の真実~の作品情報・感想・評価・動画配信

「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」に投稿された感想・評価

KojiKodama

KojiKodamaの感想・評価

3.7
たまたまバイスを観た後にこの作品を鑑賞。
予習バッチリで観れたからこそ、当時の政権がどれほどひどく、世論も騙されている中、主人公が奮闘している姿にメディアの在り方を考えさせられた。
Is it true ?

2001年9月11日に起きたテロ事件。

なんとかして犯人を、悪者を見つけて処断しなければ…

こうしてイラクに大量破壊兵器があるとの嘘がでっち上げられ、戦争が始まった。

今作は、タイムズ等の大手メディアが政府からの情報を鵜呑みにして兵器等の情報を垂れ流していた中、唯一自分達の真実を追い続け書き続けた新聞社"ナイト・リッダー"の記者たちの実話。

映画としては起伏もなく、一応恋愛も入れとくか?な無駄な描写も多くて惜しい。

しかし、テロからの流れ、政府による嘘、情報操作、それらを暴いて孤立にも脅しにも屈しなかった新聞社の内部を拝めたのは良かった。

大量破壊兵器がある"はず"だから、事前に攻撃しよう!戦争だ!

こんなことがまかり通るなんて…

しかし9.11に直面した国民、その後に行き過ぎた愛国心を持った者達には、どうしたって響いてしまう。

"政府の失敗は兵士が贖う"
ベトナム戦争という凄惨な過去があったことさえも忘れて…

そんな政府に立ち向かった新聞社のボス、ジョン・ウォルコットを演じるのは、監督でもあるロブ・ライナー☆
コメディ、シリアス、実話モノ等々…本当に多種多様なジャンルを上手く魅せますよね!

その他、記者にはウディ・ハレルソン。
妻役はミラジョボ姐さん。

bossなトミー・リー・ジョーンズや、必要とは思えなかったけどジェシカ・ビールも。

糞ばかりのマスコミだけれど、こういうきちんと真実を追求する本来の働きをする方々もいたのだなぁ~

そこに少し救われた作品でした。
真実の話し
国の統治者とジャーナリズム

2003年のイラク戦争に向かっていく国の真実を追っていく新聞社の話し。

新聞記者が情報を集めて、裏を取り、記事にする過程が見れて良かった。

わかりやすく見やすい映画であります。
字幕監修は、池上彰さん。

アラビアのロレンス
バイス
英国総督最後の家
大統領の陰謀
などあわせて見るとまた、趣あり
ワンス・アポンナタイム・アメリカ
ギャング・オブ・ニューヨーク
も良いかも。
Taiga

Taigaの感想・評価

4.3
めちゃくちゃ良質な作品。

今のこの時代だからこそ、情報の取捨選択、ネットリテラシーも持たなければならない。

現実の映像と音声、そして映画の映像が組み合わさった演出がすごく緊張感を持たせていた。

タイ料理屋での会話がめちゃくちゃカッコいい。最後の数字はまじで恐ろしかった。
ジャーナリズムものは、作り手の偏った思想的信条や思い入れを過剰な劇伴を添えてケレン味たっぷりに描かれるより、この作品のように冷静さを保ちながら地味な描写を淡々と積み重ねてくれる方がリアリティがあるし、何よりプロの仕事っぽくて好き。

あくまで個人的な好みだけど。

終始フラットで盛り上がりに欠ける分、ちょっとした感情の変化や怒りが真に迫ってくるのがタマランのですわ。

これまた、あくまで個人的な好みだけどね。

中でも白眉は、送られてきた脅迫メールを編集長が無言で添削して突き返すシーン。「こんなもん、いちいち真に受けるな」と。記者としての気概とボスとしての肝の据わりっぷりがシビレるほどカッコいい。「粋な返し」とは、こういうこと。
Lilly

Lillyの感想・評価

4.0
今ならイラク戦争の結末がわかるけれど、開戦前から危惧していたメディアがあったなんて知らなかった!

愛国心高まっているアメリカで、違う意見を報道するのはホント大変だったと思う。尊敬する。

他の映画やドラマでも、戦争によって負傷した軍人さんやPTSDに悩む軍人さんがよく出てくるけれど、彼らの戦いはまだ終わっていないのだろうなと思う。
火星

火星の感想・評価

4.0
『バイス』とセットで語られるのも納得の内容だったね。あっちが政府内での実情と嘘を描いた作品なら、こっちはその嘘を暴いた新聞社を描いた作品だからね。
戦争が金儲けや出世に有利に働く一部の人達の利己心によって引き起こされた戦争がイラク戦争、という側面を両作とも誠実に描いてると思いますよ。
それと、実際のニュース映像を多く使ってるから、『バイス』の登場人物の役作りが如何に凄いレベルだったかも分かるところが良いね。ディック・チェイニーなんて見た目どころか口の動かし方まで全く同じでクリスチャン・ベールかと思ったよ。
an

anの感想・評価

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記録用
イラク戦争が始まる前の真実を伝えようとした記者たちの話、何の根拠もない大量兵器所持でイラクを攻撃しようとするがビンラディンとイラクのフセイン大統領は何の関わりもないのに情報操作してイラク戦争をしかける政府、真実を報道しようとする記者。父:情報は多くなったかもしれないけど何が正しくてそうじゃないのか判断することもしない、身近にある情報だけ鵜呑みにして危ない
この作品とバイスをセット見たら
何も信じられなくなりそうですが

政府=悪、嘘
というのは浅はか

何が正しくて何が嘘なのかを自分の裁量でもいいから考える事が大事。
フィクションではなく実話であり
他国の話だが自国でも。
The following is a true story
これは真実の物語である。

『衝撃と畏怖作戦』

【衝撃】突き当たって激しく打つこと。
【畏怖】恐れおののくこと。

よくこんな作戦名を思いついたな。

この作品の中に、衝撃と畏怖が存在している。

家族が身の危険を感じるほど大きな何か。
その大きな何かを恐れて、恐れながらも記者としての責任を果たす。

孤立してもなお、己の道を行く強さがあった。
命を削るような時間ー。
命を削るようにして真実を追い求めた彼らのあの時の時間が、こうして映画となり一生残る。

素晴らしいことだな。

そしてこの手の映画が大好きだと確信した。
真実を知りたい。
真実を知りたいと思うのは人間の本能ではないでしょうか。



ミラ・ジョヴォヴィッチ久しぶりに声に出して言ってみる。
艶やかな女優だ。

トミー・リー・ジョーンズを見ると可笑しくなってしまうのは私だけ?(缶コーヒーのCMのせいなのね笑)


77/2020
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