ずっとRBG見よう見よう思ってた時に森元失言に怒り狂って、見るしかねえと思って見たら希望を感じました。
今よりもずっとずっと男尊女卑の考えが社会に根付いていた時代に何度も踏みつけられながら、小さい体の中の情熱と信念、それを具現化するハードワークを貫き、法を、社会を変えたお話。もちろん彼女のタフさを垣間見てこりゃ普通の人じゃないとは思ったけど、男性だったらこの半分の努力で同じ地位を得れたのかもとも思った。
ルースが取り組んだ判例が紹介されてたけど、シングルファザーへの支援金の問題のところで、彼女の「特別扱いをしてほしいのではない、男女が平等に扱われてほしいのだ」ていうのがより強調される例なのだなと。
またルースの旦那もカッコいいのよ。素直に彼女の知性を認め、サポートし続け、最高裁判事にするために裏で奔走し、それでもユーモアを絶やさない。カッコ良すぎる。
最高裁判事の中で少数派になり自分の意見が判決自体にならないとしても毅然として反対意見、自分の見解を表明するという彼女の仕事の姿勢は素晴らしい。
若い人の間で人気が出る、尊敬される対象になるのは納得。
まだまだ長生きして欲しかったですね。
日本の老人権力者からは失言の仕方しか学べないので。。。というのは浅くて、RBGのような緒方貞子さん(昨年亡くなられた)もいます。圧倒的男尊女卑の中で戦ってきた女性たちに感謝し、そして今、1人の男性としても男性が下駄をはかされていることを自覚し、性別によって差別されることがない社会作りに貢献したいな！！！！
