マーク・ウォールバーグXピーター・バーク監督の名コンビが、今度は情報提供者を運ぶCIAエージェントを描く。
今作、さすがにガバガバな設定と脚本の悪さが目立ち過ぎではないか？まずまずこの作品はSOGを題材にしているものの、まず囚人移送を彼等が本来担当する必要無いんじゃないかと言いたい。せめて代わりに海兵隊のハンヴィーぐらい付けても良いのでは？国歌級の重要人物をランクルとジープで数人とは、非現実的そのもの。
マーク・ウォールバーグもいつもよりアクション少なめで嫌なキャラにされてしまい、離婚云々で時間を浪費した女も行方不明。暴言のオンパレードで勢いで行くのは良いけれど、ウィットの欠片も無ければ魅力もない。
せめてもの救いは、TFAでタスリーチの副官ラズ・クイン=フィー役のイコ・ウアイスのアクションぐらい。
久しぶりに酷い作品を見た気がする。マーク・ウォールバーグの良さが無くなってしまっていた。
