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魂のゆくえのMのネタバレレビュー・内容・結末

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「記者たち」を観てすぐに観たため、イラクで息子を亡くしたという設定が、尚更重く響きました。
そしてこの「子を亡くした親」という設定は、「ファーストマン」や「ゼログラビティ」にもありましたが、映画全体に通奏低音のように重く響き続けます。
信仰について悩み苦しむ主人公は「沈黙」と同じですが、悩むスケールが地球環境相手でデカすぎて本人も観てるほうも手に負えないレベルで迷走してしまった気がします。でも、ちゃんと光が見えるような終わり方で良かったです。
そして、イーサン・ホークが素晴らしかった。辛い役が本当に似合う。
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