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「魂のゆくえ」に投稿された感想・評価

nutaki

nutakiの感想・評価

3.3
ジャケ写がカッコいい!お洒落だわ。内容は…難しい‥ムズい!もう一度観たら感想が変わりそうな評価アップしそうな複雑なドラマ。監督・脚本はポール・シュレイダー。今作より43年前の『タクシードライバー』の脚本を書いた。まだ30歳であの作品をトラヴィスを生み出した。スコセッシとデニーロが脚光を浴びたが何といってもこの脚本の凄さよ!小津や三島に影響を受けたという繊細で賢いシュレイダー。
70歳を過ぎて長年温めていた構想を形にし自ら監督をした渾身の今作。だが、恐らく奥深過ぎて、平々凡々の私には一度では皆目分からん!でも2度は観たくないぞ。まあそのうち。だね。
主役のトラー牧師をイーサン・ホーク。好きな俳優、彼の出演作なら観たい、と思わせる魅力がある。しかし、まだ45歳くらいというのに、グッと老けて、デコの眉間のシワは深く目立つ。渋いとも言えるが。あの可愛かったイーサンも来年は50歳か。ユマ・サーマンが居ながら子守と浮気かよっとちょっとイメージ落ちたがその後も上手くいってるとこを見ると、相性が良かったのね。幸せで何より。今回の牧師役、複雑な人間だし、内に秘めた想いや情熱、もどかしさなど、難しい役だったが、上手かったなあ。ある意味、トラヴィスに近い人間だが、デニーロのような狂気を感じる事はなく、しかし狂気に走って行くという、誰もが共感できる(ラストは共感出来ないが)敬虔な牧師であり家族を失った夫で父、愛する人を得た男、になり切っていた。
相談に来た女性メアリーにアマンダ・セイフレッド。『マンマ・ミーア』のイメージが強く明るく華やかな感じがする、お目目ぱっちりの女優。今回の役は天然っぽいが、よく分からない感じ。牧師との関係もシーンもはっきりとは描かれていない。ラブシーン所望組としては残念😅
地味な映画である。教会と彼女の家、舞台もほぼ家の中だし、登場人物も少ない。メアリーの相談に乗ることから始まり、メアリーの夫の過激な言動と思想を受け継ぐように、変わって行く心のうちを丁寧に描いている。
でもその行動は唐突で何が何だか理解出来ないうちに、あれよあれよと引っ張られ、ラスト。謎!いや、分かるけど、一体どうなったんだい?
取り残され感が‥。これを余韻と呼ぶならば、ちょっと消化不良で腹が痛いよ。
それにしても、牧師って、実はスケベとか金に汚いとか割とダークな面を描かれがちな最近の映画。しかし、まさかの〇〇になるとは、さ。懺悔に行くのも怖いわね。
イーサンがとても良かったから、次はタイムカプセルに乗って、若き可愛い芋っぽいイーサンに逢いに行こう!さて、どれを観るかな?
田舎司祭の日記
タルコフスキーの空中浮遊
4:3 動かない画面は試練 開放による神秘的体験
りく

りくの感想・評価

3.8
動く西洋絵画って感じの構図が2時間続く
町山智浩の本の解説読んでやっと理解できた
ギャス

ギャスの感想・評価

3.3
近頃のSDGsの高まりに、この映画を勧めたい。苦笑ぎみだが。

我々は何も考えずに生きることも可能だが、それだけではない魂も持ちうる。
今の社会を知れば知るほど。
しかし、生命の使い道はすべての命のためでありたい。
どうにかして。

苦悩の原因への否定行為(暴力)は、おそらく1番易しい道だ。
険しい道だがそうではない方へ進みたい。
そんなふうに一緒に悩むことのできる映画だった。



ネタバレ
きっと彼は彼女によって最後に"違うやり方"に目覚めたのだと、
今後も苦悩し続けるが、別の方法に命を使うのだと、
信じたい。
環境問題、気候変動の問題に対して正義を主張するも現実とのギャップから鬱状態になってしまうトラー神父のお話。
自爆ベストの決意は、それはもうタクシードライバーのトラヴィスそのものです。
だって監督はタクシードライバーやレイジングブルの脚本を担当したポール・シュレイダーですもの。良作です。
美肉

美肉の感想・評価

-
環境問題について考えてると鬱になるって言うより鬱っぽい人が環境問題に嵌りやすのか、からいやそもそも普通に生きてる人間どんたけサイコパスやねん、まである。あの終わり方で良かった。あとあの宇宙に浮かび上がる「マジカルミステリーツアー」のシーン好き。
宗教がかなりメインなので細かいことは理解できなかった。
個人的にこれは詳しい人の考察見る系でした。
タクシードライバーと同じ脚本家という事でラストの行動にも少し納得した。
しかし何故4:3的なサイズにしたのだろいか。
monmonen

monmonenの感想・評価

3.9
心に傷を抱えながら誰よりも悩み苦しんでいる牧師が愛に救われる話。一見クールで寡黙であるが、実はとても人間らしい内面を持つ牧師役のイーサン・ホークが渋い。
「タクシー・ドライバー」「レイジング・ブル」などの脚本を務めたことで有名なポール・シュレイダーが監督・脚本。
キャスト陣も、E・ホーク、A・セイフリッドとかなり豪華。A24の作品ということもあり雰囲気もエモーショナルな感じでかなりタイプでした。

トラーは、ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」の牧師。ある日、トラーはミサに来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。仕方なく出向いたメアリーの家でマイケルと話したトラーは、彼が地球の未来に思い悩むあまり、メアリーのお腹の子を産むのに反対していることを知る。必死に説得を始めるトラーだが、心の底ではマイケルに共感し自分の説明に納得のできないもうひとりの自分がいる。一方、彼は自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知る。本当の正義とは一体何なのか。トラーの信仰心は徐々に揺らぎはじめ、やがて怒りにも似た感情が彼を蝕んでいくのだった…。

物語のテーマはかなり難解だった印象。宗教にあまり馴染みのない日本人からしたら「え、なんで…?」となってしまいがち。宗教大国アメリカならではの映画。

E・ホークの悲しげな顔を素晴らしい。
歳をとっても彼はかっこいい。
kaichi

kaichiの感想・評価

3.4
資本主義と言う
金と欲にまみれた世界で、
バラ線でがんじがらめになった肉体を白い法衣で覆う事で
聖なる道を歩めるのか。

む、むずい。
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