せい

魂のゆくえのせいのレビュー・感想・評価

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
3.6
「タクシードライバー」の脚本家が50年構想を練って完成したものらしい。ちなみに「タクシードライバー」はまだ見れてません。
テーマは地球の未来と人間。50年も考えてきたら地球がどんな風に変わっているかはありありと感じていただろう。
問いかけられる問題は多く、そして重い。唐突に終わるラストからも分かるように、その作品は見た人の数だけ解釈があると思う。実際、映画鑑賞会でこの作品を見た時、人によって捉え方が違くて解釈も様々なものが出ていた。
やっぱりイーサン・ホークありきの作品だと思う。
息子を亡くした悲しみ、己が病に蝕まれていく様、教会への不信感が横顔だけで見事に表されていたと思う。だからイーサン・ホークを近くで映すシーンが多いのだな。
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