このレビューはネタバレを含みます
数ヶ月前初めて、まるでガミさんが乗り移ったかのような日岡のビジュアルを見た時、それはそれは衝撃を受けたものだった。
からの、満を持しての本日。
正直言うと、ガミさんよりはちょっとマイルドな日岡という印象。
でもそれを松坂桃李の顔面と芝居力が素晴らしくカバーしていて、とても華のある日岡に仕上がっていた。
終盤、上林の目に銃を向けた日岡がガミさんと被ってブルっとしたほど。
鈴木亮平は松坂桃李と同じく、何を演じても観る側の想像と期待をはるかに超えてくる役者だという認識で、個人的には『西郷どん』の鈴木亮平を超えるものはまだ無い、と思っていた。
思っていた、けど…んー今回並んだかも、と。
容赦の無さ。
上林の容赦の無さ…
思ってた以上…いやはや、お見事。
あの宇梶剛士が小さく見えた、あの存在のバケモノ感、異常さ…
鈴木亮平、いやはや恐れ入った。
んー、でもどちら？と聞かれたら前作の方が度肝抜かれたかな、私は。
(今回、日岡と上林のキャラ強すぎて他キャストが薄まってしまった感否めない)
