パワーある映画。キャストのエネルギーがあふれてて面白かったです。
ご都合的な演出、アクションも粗く、前作と比べると完成度でも劣りますが、エネルギーという力技でねじふせた面白さがありました。
松坂桃李はまだ未熟な部分も残しながら、イキがってるとこが可愛くもみえる。
人間的にも嫌いにはなれないなあ。
そしてやはり鈴木亮平がいいアクセントになってる。この男が出てくると全く飽きないんですよ。背中のアップからシャツを羽織るシーンが印象的。
まあ圧倒的すぎて他のヤクザが霞んでしまった部分もありますが💦
その他では西野七瀬は時代感あって良かったです。
いろいろ大変な村上虹郎にはお気の毒としか言えない。
有働由美子には気づかなかった。自分も修行が足りない…
あと1番怖かったのは、宮崎…(以下略)
★ちょいと不満は鈴木亮平のキャラ設定。
じゅうぶん素晴らしいのだから、あの設定はいらなかった派です。
あれだと猟奇殺人鬼じゃないですか…
ただでさえあの威圧感ありすぎなルックス。シンプルな武闘派ヤクザで良かったかと。
現代設定ならともかく、あの時代にはそぐわない気がします。
あれだけやって周りが黙っているのも違和感。
前作は時代考証が完璧だっただけに、今作は詰めが甘かったのが残念。
いろいろぐだぐだと申し上げましたが。まずは次回作お願いしますよ！
期待してます。
