若い世代の俳優たちが命を燃やして演じきった重厚感がある。
嬉々として人をいたぶり、追い詰めていく様と笑顔の怖さから、ヒース・レジャーのジョーカーを思い出してしまった。
充分に非情で残忍ながら
白石組の鈴木亮平ならもっとやれるだろうっと煽りたくなる悪のカリスマ性を感じる。
正直、松坂桃李ってこんなもんだったっけ?と。
手錠はめられた辺りからは吹っ切れたようにかっこよくなりました。
前半がガミさんを受け継ぎ切れなくて重くのし掛かってる中途半端さを表現されてるならば凄いです。
なんといっても滝藤賢一、松坂桃李、鈴木亮平のラストがかっこよさもあり驚嘆。
村上虹郎も振り回されながらも覚悟を持つようになってくる姿を好演してました。
ストーリーは構図が分かりやすいので観やすかった。
でもちゃんと見応えある線があるので、後半からまたグッと惹き付けられました!
マイナスポイントは西野七瀬がミスキャストで最悪です。
線香のシーンが酷く残念。
吉田鋼太郎、コメディリリースは音尾琢真と毎熊克哉に任せておけばええんじゃ!