どうしても仁義なき戦いに呪われてしまっているので、役者の顔を見ては「貫目が…貫目が…」と思ってしまう。どうしようもない。
好きなんだけど、なんかちがう、それこそ平成になってからの新仁義なき戦いみたいな感じになんか違う、なんだよね…
すごく言いにくいけど、真ん中を張ってる数名以外は足りないんだよね…
鈴木亮平は良かった!これは、でも予想通りというか、期待通り期待を超えてくれた感があるんだけど、
それよりも滝藤賢一がものすごく良かった!!良い!ああいう顔ができるのかとビックリ。怖いねぇ…怖い怖い。
で、今書いてて思ったんだけど、
やっぱりホラー映画と似てて、画面に顔が大写しで出て凄みをきかせてるだけで「怖くなきゃいけない」んだよね。
無表情で写り込んでたら「ただ者じゃない雰囲気だ」という気持ちになれないと。
中村獅童もよかった。脇を固める村上虹郎の線の細いチンピラっぷりや、中村梅雀さんのギリギリをつく演技も素晴らしかった。斎藤工も良かったねえ!ほんとに、もっと出番あっても良かったのに。
そういう怖さだけでいうと、やっぱりアウトレイジはものすごくキチンとやれてたんだなと逆説的に思ってしまった。
まあでも、見れてよかった。もっといい顔した俳優が増えるといいなと思う。