観た。
相変わらず、痛いんだけど今作はグロさの方が前に出てしまった気がする。
痛い分には演者の感情と伴っているので観られるけど、ただグロいのは観たくないかも。
鈴木亮平、怖すぎる。トラウマレベルだけど観たくなる存在感があった。松坂桃李も可哀想なくらいズタボロだけど良かった。でも役所さんがいない分、少し映画力は下がったかなぁ。(ダークナイトのヒース・レジャーが良過ぎて、ライジングのトム・ハーディも良かったけど的な感覚)
白石監督、西野七瀬に手加減しているのかな、ご本人は頑張っていたけど。とても良い役だったし。だけど汚れていないというか、日岡の抱きつき方も変なバックハグだし、大切に扱わなきゃいけなかったのかな。
お話も少し弱いかな。最後の方のカーチェイス意味わからないし、ヤクザの抗争というよりは1人のモンスター退治劇というか。オオカミも何故、という感じ。
でも、時代感も丁寧だし、絵も良いし、撮影大変だっただろうし、凄い映画ではあると思う。続編あるのかな。
白石和彌監督。