手錠つけたまま逃げだして、カーチェイスまでやって、どうするのかなと思ったら、そのまま鎖の部分で刀を受け止める「手錠白羽取り」をしたのには驚いた。なるほどこういうみせかたがあるのだなと。
これはもうまごうかたなき『仁義なき戦い 広島死闘篇』の松方と北大路欣也オマージュだよなと思いつつ、ほかのリスペクトもありそうで、シリーズ見返しつつ他のやくざ映画も観なきゃなと思わされた。
ちなみに、広島弁ベースの演技なので、それが板についている人と、ついてない人で、根本的にドスの利かせ方がぜんぜん違ってしまい、演技が上手いかどうかが如実にわかってしまうすこしそういう残酷さもある映画だった。わ
中村梅雀、妻役の宮崎美子に「この人いっつも刑事ドラマ見てるのよ」なんて言われてたけど、中村梅雀自身刑事ドラマ常連だよね（笑）
