『人間は弱く脆い。そして間違いを犯し恥をかく生き物。だがそれが何だ?機械は恥を知らん。恥をかくことは人間の特権なんだ』
前回の「大いなる人の和」にも心動かされたが、今回も土方艦長のこの言葉にオッサン世代のハートはわしづかみである。
テレビシリーズ終盤としての第19話から22話までの物語をまとめてあるだけに、見所満載、ネタバレになる展開や設定目白押しの第6章、明らかに「2199」とは別物であり、同じ女性艦長が指揮する銀河でも、アホ毛の美少女をただ多数投入していたのとは訳が違う。
ただそのキャラクターを描くために無理につけた設定のためのエピソードには苦笑するが、決してそれが無駄になっていないのは、「復活篇」があり、「2199」があっての事とはいえ、よく練られた脚本の力だろう。
「2次創作」や「同人誌アニメ」と批判されつつも、悔しいが面白い(^_^;)。次回でどう完結せるかも見ものだし、“アクエリアス”の名が出ている事に、次の物語(「Ⅲ」や「完結編」)のリメイクにも期待が高まる。
最後に一言、山ちゃん歌上手いなぁ。彼はどんだけ多才やねん。