Terasan

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 回生篇のTerasanのレビュー・感想・評価

4.0
『人間は弱く脆い。そして間違いを犯し恥をかく生き物。だがそれが何だ?機械は恥を知らん。恥をかくことは人間の特権なんだ』

前回の「大いなる人の和」にも心動かされたが、今回も土方艦長のこの言葉にオッサン世代のハートはわしづかみである。

テレビシリーズ終盤としての第19話から22話までの物語をまとめてあるだけに、見所満載、ネタバレになる展開や設定目白押しの第6章、明らかに「2199」とは別物であり、同じ女性艦長が指揮する銀河でも、アホ毛の美少女をただ多数投入していたのとは訳が違う。

ただそのキャラクターを描くために無理につけた設定のためのエピソードには苦笑するが、決してそれが無駄になっていないのは、「復活篇」があり、「2199」があっての事とはいえ、よく練られた脚本の力だろう。

「2次創作」や「同人誌アニメ」と批判されつつも、悔しいが面白い(^_^;)。次回でどう完結せるかも見ものだし、“アクエリアス”の名が出ている事に、次の物語(「Ⅲ」や「完結編」)のリメイクにも期待が高まる。

最後に一言、山ちゃん歌上手いなぁ。彼はどんだけ多才やねん。
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