全編PC画面上で繰り広げられるっちゅーアイディア先行型の作品であるかと思いきや…。いやいやそんな単発アイディア系ではなかった。
結論から言えば、大傑作。
本年度代表する一本になるでしょうね。
100分という時間もちょうどいいし。
ちゃんとドラマとサスペンスが用意された上で、選択したのがこの手法って感じ。
画面上に沢山の情報があふれていながら、
実はものすごくよく考え抜かれて配置されている。過剰なはずなのに抑制されていて、フェイスタイムで喋っているウィンドウであったとしても背景から、キーボードで打ち込む文字のスピードから、人物像や感情が浮かび上がる。
冒頭からして見事な話運びだと思う。説明を手際良くやりながら一気に引き込まれる。想像力を働かせながら観れる。
観たら解る面白さ、新しさは劇場で観た方がいいです。