このレビューはネタバレを含みます
愛する妻であり母が死んだとき、残された家族に残るものは何か!?
娘のことを信じていると思っていたが、実は彼女の心に足を踏み入れることなく流していただけだと知った父親に出来ることは何か!?
愛する父親が、伴侶を失ってから変わってしまったことに戸惑いつつも、自身の傷も癒せぬ娘はどうしたか!?
IT技術によって人は24時間繋がることが出来るようになったが、その中で人間は本当に互いと繋がり合うことが出来ているのか!?
全ての答えを、マックの電源を落とし全てのアプリケーションが閉じていき、最後に残ったのは父と娘が2人で笑っているデスクトップ画面、というEDで締める手法が凄まじい。
完璧と言っていいだろう。