デデ

真実のデデのネタバレレビュー・内容・結末

真実(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

字幕版で鑑賞。
私はどうも是枝監督の画づくりが好みではないと再確認。
照明のせい? 美術のせい? 撮影のせい?
『万引き家族』の設定ならしっくり来たが。
パリの街も屋敷も、ちっとも魅力的に見えず。
アップ、バストアップが多くて本当にTVドラマみたいだった。
ストーリーも驚くほどドラマ性に欠け、それこそ民法のTVドラマでやれば充分って感じ。
ヒューマンドラマをやりたいのは分かるけど、サスペンスもコメディもミステリーも哲学も無く、事件もなく大きな決断を迫られる場面もない、ただダラダラと台詞で話が続いていき、母子が和解する展開も弱い。
今どきこんなにぬるい話で映画撮っていいのかね。
是枝さんの強みってちゃんとあるのに、企画段階でそのへん一切考えられてないの?
勿体ないなあ。
デデ

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