飛行機事故で選手やクラブスタッフのほとんどを失ったシャペコエンセの再建へのドキュメンタリー。
川崎フロンターレに在籍していたマイア選手が亡くなったと聞いた時はショックでした。
悲しみに暮れる街の様子や、復活への重圧の中で葛藤する選手、大黒柱を失った家族の悲嘆と不安に加えて、チームが一新されて過去のチームへのリスペクトがないことに不満を抱えている古株の選手の不満や、悲劇がマーケティングの道具にされているのではと不満に思う遺族の様子などの細かいところまで映されていて、丁寧で良いドキュメンタリーでした。
ブラジル人の信心深さも印象的
ただ、邦題の付け方は不適切極まりない、何を持って復活なのかクラブの復活とはなにかというのもこのドキュメンタリーが伝えたかったテーマのはず、内容とは裏腹な薄っぺらさに腹が立ちます。
R.I.P