南米大陸選手権コパ・スダメリカーナの決勝を2日後に控えたシャペコエンセ。決勝戦のためコロンビアに向かう途中、主力選手、首脳陣、同行記者ら77人を乗せた飛行機は墜落してしまう。
生還出来た選手はたったの3人。
主力選手も首脳陣も、チームドクターもスタッフも大半を亡くしたチームの復活までの軌跡(奇跡)を追ったドキュメンタリー映画。
もう最初から最後までずっと泣いてた。
セリエDからセリエAまでの昇格の歓喜の映像でさえも涙を抑えることができなかった。
大半を失ったシャペコエンセだけれど、困難な時何度も復活してきたシャペコエンセ。
首脳陣もほとんどおらずチームドクターも手配出来ず、さらに2週間で20名の選手を調達しなければ開幕戦に間に合わない。
そんな首脳陣の奮闘と、生還した選手の苦悩、遺された遺族の悲しみや補償問題、運良く飛行機に乗らなかった選手達も、今までのシャペコエンセと新監督のもと発足した新生シャペコエンセに馴染めず戸惑う姿。
決して悲しいだけでも感動だけでもない、悲劇のヒーロー物語ではなく、汚い部分も赤裸々に映し出している映画。
世界中が衝撃を受けたあの飛行機事故の「その後」。
オススメの映画です。
Vamo Vamo chape!