ガッチャン

ザ・ゴールドフィンチのガッチャンのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

本当に、本当に絵画一枚の間で揺れた凄くいい映画だった。

あの時から、あの絵を支点に、彼の運命が回った。

最後の
「メリークリスマス、ポッター」
で私も泣いてしまった。

どうしてこうなって?
どうしてそうしてしまったのか?

といかける、彼の人生の物語。

人を撃って
服毒自殺をはかって
吐いて
愛してる彼女との関係があった絵
母の好きな絵
それを手元に置きたくてしょうがない

母を取り戻したかったのかも

しかし、人生はままならないんだ。
ていう気持ち。
最後の
「お前のあの鳥は、世界に帰っていった」
で、本当に
こちらも嬉しくなって泣いてしまった。

欲しかったんだ
だけど帰したくもあった。

まぁ、悪いのはお前やろボリスくん
とは思うが、じゃあ返すとなったらんまぁ

しかし、本当にこれこそ手に入れないと、と思った衝動の物語なんだなって思った。