ぼのさん

僕らの先にある道のぼのさんのレビュー・感想・評価

僕らの先にある道(2018年製作の映画)
3.9
チョウドンユイ嬢の作品観ないと‼︎と思ってたらこれ女性監督作品としては中国語で記録的な興行収入を収めたんですね、
原作のタイトルがまた良い「正月、家に帰る」その名の通り毎年年末に実家に帰るんだけど、夢を描いて上京、成功して良い暮らし、大きな家を持ちたい!はあるあるなのかな?ソウルメイトでもそうだったけど、ドン底のど貧乏暮らしからの成功とかあの狭い刑務所のような部屋や押し入れか?と思うような寿司詰めのような集合住宅(セットを上から見せるのは興醒めするから無くて良かったかな)は凄まじくて、中国って感じがして(人口が多いから?)何がなんでも成功したい!金持ちになりたい!って願っちゃう夢見ちゃう
でも、そんな理想があっても好きな人といれば充分じゃん!って思っちゃうもん、
花束みたいな恋をした、でもそうだし、よくある売れっ子アーティストの下積み時代を支えた恋人とかも、そのどん底の苦しい時間を過ごしたとしても別れちゃう、
この人じゃダメだな、ってなるのかな
分かれた相手の幸せを願うけど、自分よりはちょっと不幸でいて欲しい、ちょっと分かる気がするな…その時の自分の状態にもよるのかな?そう思うのは未練があるから?まあ分かれた相手には会いたくないよなー
あのお父さんの手紙はずるい
目も悪くなってるなかで書いてくれたなんて泣けちゃうもん、