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僕らの先にある道のchangyeのネタバレレビュー・内容・結末

僕らの先にある道(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

后来的我们。
別れてから10年後の未来の私たちが偶然再会し、過去の切なくとも幸せだった私たち二人の想い出を振り返るという作品。
過去の想い出は美化されるというけど、まさにこの映画の二人だなと。
あのときこうしていれば…
あのときあんなこと言わなければ…
なんてない。
縁があれば喧嘩しようがずっと続いていたし、結局この二人は一緒にはなれなかったと思う。
だけど今の自分があるのは、お互いに一緒に過ごした時間があったからというのも事実。

ベタなラブストーリーだとばっか思っていたけど、後半は家族愛で。。。
ジエンチン(元カレ)のお父さんから、シャオシャオ(元カノ)への手紙…。
久々にめっちゃ泣いた‼
「縁が切れても相手を傷付けなければいい。自分の思い通りに生きるのは難しい。親っていうのは子供が誰と結婚しようが成功しようがどうだっていいんだよ。健康で自分らしい人生であれば。たとえ結ばれなくても俺たちは家族だ。」
↑もうお父さんの言葉を忘れたくなくてメモっちゃう!

中国や台湾では家族との食事をすごく大事にすると聞いたことがある。旧正月に大勢の人が帰省する。家族で食卓を囲むことが何よりも大切だから。
いつからか、彼氏の家族親戚と旧正月を一緒に過ごすようになっていたシャンシャン。家族が近くにいなくてずっと旧正月は独りのシャンシャンだったけど、元カレのお父さんの不器用だけれどもなんとなく伝わる優しさ、温かさがほんと嬉しかっただろうな。

教訓。言いたい相手が目の前から消えちゃう前に、「対不起」「我愛にー」ということ!


色々書いたけど最後に…
あんな紫禁城絶景デートできるとこ北京にあるの?すごすぎ!

追記:景山公園の山頂から見れるらしい!
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