題名通り世界各地を舞台にエージェント達が人類を守るため飛び回る話なんだけど、映画としてはどうもこじんまりとした印象だった。
近年マーベル作品とか映像的にすごい作品に慣れちゃってるせいもあるかも。
予告編やポスターでモノトーンのコントラストでクールさを強調してて、期待値上がっちゃたかな。
良かったのはクリス・ヘムズワースのスーツ姿がめちゃくちゃカッコよくて、テッサ・トンプソンとの絡みもバッチリのバディ・ムービーになってたところ。この二人が将来、エージェントKとOみたいな関係になるんじゃないかと勝手に想像したね。
ポーニィがお茶目キャラで笑かしてくれて、彼のシーンでいちいち笑いが起きててほのぼのしたのと、ハミルトンのベンチュラが一瞬出たのはおおー！ってなった。
冒頭クレジットのコロンビアの遊びにクスッとして、近年は一作あたりの配給会社が多いのでこういう演出はいいね。「アリータ」冒頭で20世紀フォックスが26世紀になるのも洒落てたし。
過去作と比べちゃうのはしょうがなくて、やっぱり本シリーズはトミー・リー・ジョーンズの飄々としたクールさが欲しい。
続編は無いっぽいし、またエージェントKでやってくれないかなー。
