スマホ📱を落とすと、画面が割れる。
正確に言えば、
保護フィルムにヒビが入る。
1990年代前半は自動車電話が一部の人しか持てなかった時代、あたくしぁ、“鳴らされるだけのポケベル”を持たされ、
鳴れば会社に電話を入れるために、公衆電話を探したものだ。
テレホンカードなるものが一般的であったし、
友人や仲間などと待ち合わせするにも前もって集合場所と時間を取り決めて
万が一合流出来なければ伝言板に書き置きをしたのも
30年ほど前の出来事だ。
パソコンにしてもまだ普及していなかったので、
調べ物をするには図書館で資料を物色する。
見ず知らずの人たちと知り合うには、雑誌などで文通相手を募集したり、
なんかしらのサークルなどに入会する。
ああ、あとあれだ
電話番号なんかも電話帳などにメモはしつつも、頭の中に何十件もの番号が記憶されていた。
もっと言えば知識なんかもWikipediaもないから、一度覚えたものは、しっかりと頭に叩き込むってゆうのが当たり前だった。
今では何にも覚えとらん(笑)
なかには自分の携帯番号すら覚えていない人もいるくらい(笑)
旅行にしても本屋などで旅行本や地図を買って、本を確認しながらの移動。
到着時間なども見えないから早め早めの行動を心がけていた。
ところが今では、
スマホさえあれば、電源さえ維持されてれば
連絡も地図も、電車などの経路も
全てが落ち着く。
取り急ぎ、モバイルバッテリーがあればある程度はずっとスマホをあてにすることが出来る。
要は
極端に言うとスマホを落として無くしたり壊れてしまったら、
何もできない。
スマホを落としただけなのに。