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ビューティフル・ボーイの387のネタバレレビュー・内容・結末

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった。
薬物って海外では結構当たり前に出回っているようなイメージではあったけど、重度に依存してしまい、葛藤し苦しむ姿をティモシーシャラメがとてもリアルに表現していて、薬物依存の恐ろしさを初めてここまで現実味を持って感じることができた。ティモシーシャラメって美しくて紳士的な役も勿論似合うけれど、年齢に反して何処か哀愁や儚さを纏っているからこういう少し危うい青年を演じるの凄く似合っていると思った。夜に車を運転してるシーンとか最後親子で椅子に座っているシーンでのティモシーの泣き方とか特に良かった。
所々、幼いときの回想が入るのと、ティモシーが本物の人間って感じって言った所切ない。
純粋な子供からの同じニックだったって言う言葉は、彼にとって凄く救いになったんじゃないかな。
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