けんしろー

ビューティフル・ボーイのけんしろーのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
4.2
父親の愛に感動。

ドラッグはこんなにも中毒者とその家族を苦しめるのかと。
使った人が最初からその先まで悪いのは間違いないけれど、そこから抜け出すには誰かが手を差し伸べるしかなく、それでも抜け出せるか分からないなんて、、、ドラッグの恐ろしさが身に染みるほど分かる映画でした。

何度も何度も救おうとし、絶望し、一度は見離しても最終的には寄り添うことを選んだ父親の愛の形が素晴らしい。
息子役のティモシー・シャラメと父親役のスティーブ・カレルの熱演も見事でした。

最後まで観た後にはBEAUTIFUL BOYという題の重みが大きく変わる作品。
けんしろー

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