りょーこ

ビューティフル・ボーイのりょーこのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
2.0
薬物依存な息子と、彼を支える父親の実話ベース作品

真面目な髭スティーヴ・カレルが新鮮でした。

が、時間軸をいじり過ぎ、場面がチラチラ変わるので、いまいちノレず…

これで"ヤクは怖い""ダメ絶対!"とはならないなぁ~



18歳のニック(ティモシー・シャラメ)は、父デヴィッド(スティーヴ・カレル)の自慢の息子。

しかしある日、クスリに手を出してから、人生が狂い始める。

何度も依存を克服しようとするが、再発。

父も家族も必死に彼を支えるのだが……



実話ベースだからか地味。
というか、つまらない。

アンジーの『GIA』や、カルキンの『パーティ★モンスター』の方が、実話ベースだけれど、ヤクの恐ろしさ、ツラさ、影響力をより表していたと思う。

まだ子供ということもあるのか、必死にヤクを欲しがることもなく、これならすぐ治るんじゃない?って程度にしか見えなかった。

そこが怖いんだ、甘いんだ、と言いたいのかもしれませんけどね。

ニックの腹違いの弟妹が天使みたいな可愛さだったのと、2匹のワンコはとっても癒し☆

ティモシー・シャラメも、角度によってトム・ヒドルストンに見えて眼福でした!

薬物依存系作品は、ヤクでハチャメチャやり、ヤク欲しさに身体を売る!など派手なモノが多かったので、そういう意味では新鮮な静かで綺麗な一作でしたね~

が、親子愛もいまいち感じられなかったし、いまいちな印象。
りょーこ

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