ウィショウスキー

ビューティフル・ボーイのウィショウスキーのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
3.4
“everything”



誰よりも仲良しの父を持ち、
スポーツも成績優秀、
義妹、義弟にとったらいいお兄ちゃん。

それでも何か足りない。
やっとヤクに出会った時は
自分の人生に足りなかったものは
これだ、と気づく…。


ニックは薬物を手にするまでに、
すごく辛くて死にたくなるような
辛いことがあるわけでも、
イキリな友人に勧められるわけでも
なくて、確かな理由がわからなかった。
ので、なんで〜…と思って観ていた
けれど、実際はこんな風に
気づいたら出会ってしまって…
なんてことの方が多いんだろうかね。


父親目線のシーンが多いから
辛い。どうしてこんなに愛してる
のに?って。

薬物の怖さが大きく描かれた
作品とは違って、
薬物の残酷さが見える作品だと
思いました。


ハイになってるのがティモシー
だとなんか美しく絵になっちゃう
からなんとも言えね…