ビューティフル・ボーイのma097のレビュー・感想・評価

ティモシーシャラメほど悲劇が似合う男はいない。そう思わせられる作品だ。パキッてるときの快楽的な表情は死ぬほどセクシーだし、不安定期に歪める表情、涙にはため息が出る。
まず映画の内容以前に彼の演技力と画面映え能力の高さに圧倒させられた。

内容は、ドラッグの恐ろしさを父と息子という2人の親子愛を基軸に描いてる。どんなに愛していても救える問題ではない。薬物依存症患者の家族のあり方について考えさせられた。