このレビューはネタバレを含みます
ほんと良い映画。
こういう映画が好きです。
登場人物の心情を過度に説明せず、
観ている人が「この人は何故こうしたんだろう?」「この人は何を思っているんだろう?」と考えながら観るタイプの映画です。
だからこそ、終盤に登場人物達が自らの心情を語るシーンがとても刺さります。
「自分は好きかどうでもいいかの2択」
「誰かと煮詰まった関係になるのが嫌」
わかるなぁ~という台詞も沢山でした。
この映画は、主人公が良い意味でも悪い意味でも変わらないのが良いですね。
その点にとてもリアリティを感じました。
役者陣、特に若葉竜也の演技が凄まじいと思いました。
あの「子犬感」というか。
そんな彼が感情を吐露するシーン、
セリフ回しから表情まで、
とんでなく良い演技でした。