愛がなんだのネタバレレビュー・内容・結末

愛がなんだ2018年製作の映画)

上映日:2019年04月19日

製作国:

上映時間:123分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「愛がなんだ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

テルコの痛々しさがリアル。好きとか愛とか思いって難しい。途中までは登場人物たちに自分を重ねて見てしまうところがあって、しんどかった。
特に公園での仲原とテルコのシーン。
仲原は自分の思いと向き合ってよく前に進めたと思う。偉い!なかなかできないよねこれ🥲
後半のテルコのマモちゃんへの想いは軽くホラーだった、、
飲み会のトイレの中での「好き?なにそれ」でもう一気に理解できんかった。執着って怖いなあ。
花束みたいな映画かなと思ってたので、少し肩透かしをくらった。こういう系か。

成田凌のクズ男役が見たくて鑑賞。
似合うけど、なんか物足りなかった。
もう少しモテ男感溢れていて、いるだけでモテるような人を期待してたのに普通すぎた。
けどそれが良いのかな…わからん。
なんか惹かれないゴミな役だった。

テルコ、28でこれか。という。
年齢設定が現実味ない。
大学生だったらまだ分かるけど、アラサーで周りも結婚してる状況で、こんなバカな恋愛に時間はかけられないなぁ。
将来の保険も何もないのに、なぜ彼の未来に自分がいれると思う?笑 理解不能。
相手に入り込みすぎて仕事サボっている所とか、結婚出来ると思って仕事を蔑ろにして辞めちゃう所とか、本当に理解できなくてイライラした。
なぜその歳になって自立できない?
仕事すらしないで暇でいることが彼の求めていることだった?っていう。
求められていないのに自分が提供しすぎて苦しくなる感じ。自業自得じゃない?

風邪引いてる相手に味噌煮込みうどん作って、そして付き合ってないのについでにお風呂掃除する?
メニューが重いし、キッチン以外のパーソナルスペースには入らないで欲しいし、静かにしててほしいよね。
気を遣うというより、多分尽くす自分に満足してしまっているのだろうなと。
ただ、パンツがグチャグチャのものを整理したシーンは、ちょっと気持ちわかるから、これNGかと思った笑
気持ち悪いから整理したいけどダメか。

江口のりこ最高に好き。
本当にこういうカラッとした姉さん気質の役も合うなあ。素敵。

相手を振り向かせたいからこそ重くなる、その人の性格とかじゃなく、自分が好きか好かれているかで、優劣が決まるんだなぁ。
好かれていると傲慢になる。
なんにせよ幸せになりたいっす。

極端だったけど、こういう人たちもいると知れて良かった。
この監督さんは斬新な恋愛にするらしいってのを見てなるほどって思った。終わり方めっちゃホラー映画みたいにゾワゾワした
ほんと良い映画。
こういう映画が好きです。
登場人物の心情を過度に説明せず、
観ている人が「この人は何故こうしたんだろう?」「この人は何を思っているんだろう?」と考えながら観るタイプの映画です。
だからこそ、終盤に登場人物達が自らの心情を語るシーンがとても刺さります。

「自分は好きかどうでもいいかの2択」
「誰かと煮詰まった関係になるのが嫌」
わかるなぁ~という台詞も沢山でした。

この映画は、主人公が良い意味でも悪い意味でも変わらないのが良いですね。
その点にとてもリアリティを感じました。

役者陣、特に若葉竜也の演技が凄まじいと思いました。
あの「子犬感」というか。
そんな彼が感情を吐露するシーン、
セリフ回しから表情まで、
とんでなく良い演技でした。
こわい。リアル。
「好きになるとその人のこと以外どうでもよくなっちゃうんだよね。」
「…自分のことも?」
好きな人に一方的に尽くしても報われない。途中で諦められるならまだマシ。
深く深く沈んでいくうちに、相手への愛はいつの間にか執着にすり変わって、人生はおかしな方向へ。愛ってなんだ。
成田凌最高。
成田凌最高。
ろくでもない人たちの雰囲気がすごく好きだった。エモい!って感じだった。
心臓がぎゅーーってなるのをかんじた。
成田凌(役中の)みたいにテキトーな人ほど、全然成田凌に興味なさそうな大人の女(江口のりこ)に惹かれることの不条理さにうわーーーってなった。
10/22
私はテルちゃんにもマモちゃんにも共感できた。テルちゃんの好きな人のことばかり考えちゃうこと、好かれたくて尽くしすぎちゃうこと、嫌われたくなくてすべて言う通りにしちゃうこと
反対に、マモちゃんの立場としてなんでも言うことを聞く人に興味を持てないのもわかる。自信を持てない自分に好意を持つ人に気持ち悪いとさえ思ってしまうし、自分の意見持たずに気を遣ってばかりのやつに対してはつまらないやつだなと思ってしまう。魅力を感じない。反対にがさつで自由奔放で相手のことなんて二の次のすみれさんのような人の方が興味をもってしまう。この人に好かれるにはどうしたらいいか考えて気づいたら振り回されてる。
結局人間は追いかけて自分のものにしたいし、なにをしなくても自分のものをわざわざ追いかける必要はないのだと思う。
「共感」と「機微」の作品。
この映画の冒頭で、私は「これはSNSで女どもが共感のエピソードを語りまくるのがわかる」と思ってしまった。
かくいう私もテルコの気持ちが痛いほどわかる。

冒頭、女が電話で誰かと話しているシーンから始まる。
電話口の男から「具合が悪いから、もし田中さんが会社にまだいるようだったら何か買ってきてほしい」と頼まれている。
「ちょうど今まさに会社出るところだったんだよ」と田中と呼ばれた女が言い、鞄を持って立ち上がる。
しかし、そこはどう見ても会社には見えない。自宅と思わしき家を飛び出す女、田中テルコ。
このワンシーンだけで、二人の関係性がわかってしまう。

テルコは電話の男と恋人関係ではないが、家に訪ねていけるほど親密な関係であり、テルコは男のことが好きなゆえ、いつだって男のもとに駆け付けてしまう都合のいい女。

具体的な説明をなにもせずとも、視聴者にわからせるテクニックがこの作品にはちりばめられている。

買い物をして風邪をひいて熱を出しているという男の家に駆け付けたテルコは真っ黒な味噌煮込みうどんを作ってみせ、
「なにか食べるものを」と言われたにも関わらずカビキラーも合わせて購入し、風呂場の扉全開で鼻歌を歌いながら風呂掃除をし始める。
ここでテルコが空気の読めない女ということをまざまざと見せつけられてしまう。

テルコの言動の「なぜ」の根源が、痛いほどに表現されている。

・特定の曜日に連絡が来ることが多いから、その曜日には身構え、予定を開けたままにしている
・いつだって会いに行けるよう、時間の調整をする
・酔っぱらった勢いで家に行きたがる
・解散する寸前で「家に行きたい」と直接的なことが言えず、言ってもらうまで待ってしまう
・お風呂で頭を洗っていても、連絡にすぐ対応してしまう
・相手の都合に合わせて自分の人生を決めてしまう

ここに共感して心を痛めている女がどれほどにいるのだろう。
そして、このセンシティブな表現が絶妙すぎる。

私の隣に座っていた女性は、上映中でも常にスマホの画面を気にし、通知もオフにせず
テルコが中原と愛について言い合うシーンで涙を流したと思えば
直後に上映前に投稿した「これから #愛がなんだ 一人で観るよ~ 楽しみ😂😂」というインスタのストーリーの足跡をチェックして、エンドロール中に席を立っていた。
まさに”テルコ”らしい女性だ。
きっと彼女は劇場を出たあとに、「#愛がなんだ やばいくらい泣けた😭 テルコの気持ちがわかりすぎて辛い😭 私も幸せになりたい…」とインスタのストーリーに投稿をして、”そのストーリーを見てほしい男”がちゃんと見ているかチェックするのだろう。

ここまで人の「機微」が大きな軸になっている作品が、
「機微」がわかりそうにない層にも刺さっているのがすごい、と思うが
きっとそれは意図していなかったんだろう。

人の「機微」が非常にわかりやすく描かれている。
ちょっとおしゃれな単館映画にありがちな、こねくりまわしがなく
”言語化するほどでもないがあまり理解できない他人の心情”が非常にわかりやすく描かれており、ここが上記の層にも刺さっているんだろうな、と感じた。

テルコに自分を重ね合わせて泣き、SNSで不幸エピソードを連投してしまうような女性は、早く幸せになってほしい。

私はまもちゃんの「自分はそこまでかっこいいってわけでもないし、飛びぬけておしゃれでイケてるわけでもない。でもそれを認めたくない。ああいうとびぬけた人に惹かれてしまう」というシーンで、息を吸ったり吐いたりすることを忘れてしまった。
圧倒的なセンスを持った人にあこがれてしまう、中途半端なまもちゃんは可哀そうでもあった。

セリフ選びが秀逸です。
非常に良い作品でした。
特定の誰かに自分を重ねることはできなかったけど、登場人物それぞれのセリフに身に覚えがある部分があるというか、どこかで聞いたことがある気がして、ほんとに普遍的な作品なのかもしれないなと思った(20代・女)。テルちゃんの「私はまだ田中守ではない」はどういうことだろう。確かに好きすぎると似てくるし、実際好きな人の好きなものを好きになろうとしたら、それって好きな人になるようなものなのかな。そうやって相手の好きなものや価値観を自分の中に取り入れていくと、1人でもずっと愛でていられるってことは分かる。
でも私は、田中守にほとんど魅力を感じることができなかった…。
精神状態良好なときに観たのでほぼダメージ受けず、登場人物全員クズじゃんって思えたので良かった。
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